サイバー法研究会

会員規約案

(1998/07/13版)


研究会開始の趣旨・目的等

昨今のサイバー・スペースにおける立法分野及び司法分野を含む新たな法現象の変化とサイバー法の重要性の増大に鑑み,非営利かつボランティア・ベースの学術研究団体として,サイバー法研究会を開始する。

この研究会は,会員相互のバーチャル・ベースの討論・研究を通じて,サイバースペースにおける法的問題を発見・検討・考究し,その成果をネットワークを通じて広く公開し,サイバー法に関する情報提供を積極的に推進してサイバー法に関連する知識の普及を図るとともに,サイバー法に対する事項についての興味関心と問題意識の喚起を図ることを主たる活動目的とする。

公開する研究成果は,無償のものとし,できるだけ多くのユーザが利用できるようにする。ただし,必要に応じ,法律雑誌その他の伝統的な媒体での研究成果の公表も積極的に行う。また,印刷された会報を発行することなどにより,会員の研究成果を学術業績として扱うことができるような方策を検討する。

原則として,役員等は設けず,会員全員の自費による相互協力によって研究会を維持するものとする。

会員は,原則として,このホームページ上で名簿を公開するものとするが,非公開を希望する会員については非公開とすることも可とする。

研究会入会の資格

会 員

形式的資格要件

大学等の専門機関の研究者,弁護士等の法律実務家,大学院生,社会人等を含むサイバー法の研究者であること。

自分のホームページを持ち,または,自分の所属する団体・組織等のホームページ上で自分の名前でコンテンツをアップロードする権限を有していること。
なお,後者については,所属する団体・組織の規則・規約等によって自分の名前によるコンテンツのアップロードが禁止されている場合,その他やむを得ない事由によりホームページを持つことができない場合には,他の登録会員の了承を得た上で,この形式的資格要件を満たすものとして扱う。この場合において,その会員は,このホームページ上,他の会員のホームページ上又は所属団体等のホームページ上でその研究成果を公表するものとする。

実質的資格要件

サイバー法の研究に現に従事しており,その成果をネットワーク上で公表しようとしていること。

論文発表,翻訳,校正,プログラムの作成を含むコンテンツの提供,庶務的事務の分担,原稿の校正・ミスタイプチェックその他何らかのかたちで研究会の運営に積極的に寄与すること。

インターネット上のコンテンツを自由に利用・活用できる環境及び能力を有すること。

英語の読み書きができること。加えて,英語以外の1以上の言語の読み書きが一応できること。

準 会 員

入会資格要件

サイバー法に興味を持ち,サイバー法の研究をしており又はサイバー法の研究をしようとしている者で,かつ,この研究会における研究・討議及び研究会の運営に積極的に関与する意欲があること。

インターネット上のコンテンツを利用・活用できること。

電子メールが利用できること。

準会員から会員への移行

準会員は,他の会員の多数の同意を得て,会員となることができる。

費用分担

各自の負担とし,研究会費は徴収しない。

入会申し込み方法

会員及び準会員とも,下記メーリング・リストへの登録申し込みをもって本研究会への正式入会申し込みとする。

退  会

会員及び準会員は,代表者宛に退会する旨の電子メールを送信して,いつでも退会することができる。

研究会の運営方針

基本方針

原則として,電子的媒体による情報交換による活動を基本とする。ただし,不定期に,バーチャル・ベース及び現実空間でミーティングを開催する。

コンテンツの著作権

コンテンツの作成者は,その作成したコンテンツの著作権を有する。このホームページ上で公表するときには,その旨を明記する。共同著作についても同様とする。

なお,外国判決等の翻訳については,原則として,各責任分担者がその翻訳物に関する著作権を保有するものとする。

研究成果の公開

会員及及び準会員の研究成果は,Web Page及び法律雑誌を通じて公開するほか,会報に掲載して公開する。

準会員は,他の会員の了承を得て,研究会の成果として,その研究成果を公表することができる。

ミーティングの開催

東京以外に在住の会員が上京する機会等をとらえ,できるだけオフライン・ミーティングを開催し,直接に意見交換を重ねる。

準備が整い次第,東京以外の場所でもオフライン・ミーティングを開催する。

予め一定のテーマ及び日時を決め,オンラインによるバーチャル討議の実験を重ねる。

メーリング・リスト

メーリング・リストの設置目的

この研究会は,原則として,バーチャル・ベースで意見交換・討議等をするほか,オフライン・ミーティングの開催その他の連絡をすることとする。
この目的を達成するために,目下のところ,本サーバ・システム上で最も安全かつ容易に利用可能な手段は,メーリング・リストである。この理由により,研究会の通常の活動場所としてメーリング・リストを設置する。

メーリング・リストの参加人員

当初,会員15名程度を前提に運営してきたが,サーバ・システムの負荷が問題とならない限り,準会員の新規申込みを受け付ける。

会員と準会員は,メーリング・リストにおいては全く同等のサービスを受けることができ,全く同等に投稿することができる。

メーリング・リストの登録

1 申し込み

夏井宛のメール(sumwel_h@isc.meiji.ac.jp)による。

申し込みメールには,次の各事項を明記すること。

@ 氏  名
A 所  属
B 電子メール・アドレス
C ホームページがある場合にはそのURL
D 上記各事項につき,会員名簿へ公表の可否

2 審  査

代表者が他の登録済会員の意見を聴取した上で,最終的には代表者の責任において決定する。

なお,いわゆるROMのみを目的とする登録は認めない。

3 通知方法

登録を認める申込者には登録確認メールを送信する。登録を認めない申込者にはその旨の返信メールを送信する。

なお,その通知に1週間以上を要することがある。

 


Last Modified : Jul/13/1998 (ver. 4.0)

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