討論会主旨

自己組織化や非線形の研究会では、研究者のバックグラウンドはおろか、研究対象のマテリアルや現象も異なっていることが多くあります。この様に分野横断的に行われている集まりですが根底には何か共通項があるのではないでしょうか。

この様な素朴な疑問から本討論会は立ち上がりました。これまで様々な研究者の方々に話題を提供していただき、多くの議論を重ねてきました。


今回は本討論会の名称にもなっている「自己組織化」について徹底的に討論 します。「自己組織化」現象は様々なところで見られますが、その捉え方は 皆さんのなかで異なるように思いますし、それを共有することで、これまで とは違った視点が得られるのではないでしょうか。本研究会が、参加者の 皆さんの扱われている「自己組織化」現象を対して何かしらのヒントが得られ たり、新たな方向性を見出したりするきっかけとしていただけたら幸いです。

これまでと同様、一般講演も募集しておりますので、奮ってご参加ください。


参加登録

  • 参加登録は締め切りました

日時・場所

  • 日時:2016. 6. 17 (土) 13:00 〜 18 (日) 12:00
  • 場所: KKR逗子松汀園(逗子保養所)
    (〒249-0007 神奈川県逗子市新宿3-2-26 TEL:046-871-2042)
    JR横須賀線逗子駅下車 徒歩約13分
    京急電鉄新逗子駅下車 徒歩約15分

プログラム

招待講演者
  • 化学分野:緒明 佑哉 先生(慶応大学理工学部応用化学科)
  • 生物分野:藤原 慶 先生(慶応大学理工学部生命情報学科)

6月17日(土)
12:30-13:00受付
13:00-13:10開会あいさつ
13:10-14:25第一セッション(座長:伴野 太祐)
末松 J. 信彦(明治大学)
「場の大きさに依存した樟脳粒の振動運動」 
伴 貴彦(大阪大学)
「アクティブマターに表れる量子効果」
藪中 俊介(京都大学)
「二元混合系中の選択的溶媒和効果を持つ塩で構成された電気二重層:局所電荷分離と表面相転移」
14:50-15:55第二セッション(座長:武仲 能子)
内田 幸明(大阪大学)
「自己組織化する液晶と液晶中の自己組織化」 
為行 舞斗(慶應義塾大学)
「メタクリロイル基を有する両親媒性化合物からなるジャイアントベシクルの温度応答性」
粕尾 優衣(慶應義塾大学)
「界面活性剤がその場生成されるエマルション中での油滴の自己駆動現象」
16:20-17:20招待講演(座長:北畑 裕之)
藤原 慶(慶應義塾大学)
「Minシステムからみた人工細胞内の反応拡散波」
17:20-17:40参加者の自己紹介
18:00-夕食、懇親会
6月18日(日)
9:00-10:00招待講演(座長:末松 J. 信彦)
緒明 佑哉(慶應義塾大学)
「分子と材料をつなぐ自己組織化〜結晶でつくる高分子材料」
10:15-11:30第四セッション(座長:鈴木 航祐)
板谷 昌輝、並河 英紀(山形大学)
「リーゼガング現象再考」
池田 幸太(明治大学)
「軸対称系を満たす単一粒子の運動における準周期解の解析」
伴野 太祐(慶應義塾大学)「化学反応により誘起される分子集合体の高次構造化」
11:30-閉会あいさつ

参加費用

  • 一般:¥13,500-
  • 学生:¥11,000-

  • * 宿泊費・食費(夕・朝)込の金額です
  • * 当日受付にて、現金で払い頂けますようお願いいたします

アクセス

  • 場所: KKR逗子松汀園(逗子保養所)
  • 〒249-0007 神奈川県逗子市新宿3-2-26 TEL:046-871-2042
  • JR横須賀線逗子駅下車 徒歩約13分
    京急電鉄新逗子駅下車 徒歩約15分

お問い合わせ

伴野太祐(慶応大)
banno[at]applc.keio.ac.jp
*"[at]"を"@"に変換してください。

事務局(50音順)
北畑 裕之(千葉大)・小平I.將裕(JSF)・櫻井 建成(千葉大)・末松J.信彦(明治大)
鈴木 航祐(産総研)・武仲 能子(産総研)・豊田 太郎(東京大)・伴野太祐(慶応大)・真原 仁(千葉大)