ICTメディア編集U 2025年11月14日
Webページの作成方法:
作成には基本的に2つの方法がある。
1. タグ(命令)を用いて,HTMLの文法に基づいて直接テキストエディタ等を用いて作成していく.
・
タグ(命令)を知っていれば、テキストエディタ(テキスト入力ソフト)があれば簡単に作成でき,修正も簡単に行える.
・ 余分な情報が付加されることがない.
・ タグや文法を理解していなければならない.
2.
Webページ作成用ソフト(例えば、ホームページビルダー,ホームページProなど)を使う。
・
タグや文法を理解していなくとも,簡単に作成可能
・
ソフト特有の余分な情報が付加されることがあり,ソフトウエアによっては膨大な情報が自動的に付加されてしまうこともある.
・ この講義では,簡単なタグや文法の解説を行い理解した上で,テキスト入力によるWebページの作成を体験したのちに,Web作成用のソフトを使用することにします.基本となるタグや文法は,覚えておきましょう.
作成練習1(演習)
簡単なHTML文法によるWebページ作成(1)
タグ(命令)を用いてテキスト入力していく(一般的な「メモ帳」:(スタートメニュー→プログラム→アクセサリの中)というテキストエディタを使いましょう.「秀丸」というソフトもテキストエディタです.)
例)以下のテキスト(文字)を入力して、test.html というファイル名で保存し、そのファイルをWebブラウザ(Edge, Safari, Chromeなど)で開いてみてみよう.
【注意】メモ帳では、保存時に「保存」ボタンの左横に、エンコード「UTF-8」などと書かれた部分があります。これは、ブラウザで表示するときに、日本語などとしてあらわすかを決めるものですが、「UTF-8」のままで、明治大学のサーバにアップロードすると、文字化けを起こすことがあります。そのため、これを「ANSIと必ず、変更して、保存してください。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ これ以降
<HTML>
<HEAD>
<TITLE>Webページの作成練習のページ</TITLE>
</HEAD>
<BODY>
<H1>Webページの作成練習(1)</H1>
<H2>Webページの作成練習</H2>
<H3>Webページの作成練習</H3>
<H4>Webページの作成練習</H4>
<H5>Webページの作成練習</H5>
<H6>Webページの作成練習</H6>
タグを用いたWebページの
作成練習を行っています。<BR>
タグを用いたWebページの作成練習を行っています。
<BR>
<FONT SIZE="2">これがFONT=2の大きさ</FONT><BR>
</BODY>
</HTML>
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ここまで
タグの解説(1) (HTML文法の命令)
1. <タグ名> 影響するテキスト </タグ名> :HTMLタグの一般的な記述。本来、大文字小文字の区別はないが、文章内容と区別するため、大文字で表した方がよい。
2. <HTML>…</HTML> :HTML (Hyper Text Markup Language)の文法で書かれるものは、このタグでくくる。
3. <HEAD>…</HEAD> :ヘッダ部。ヘッダ部にはそのページの名前(Webブラウザなどの最上段に表示される)を指定する。<TITLE>…</TITLE>というタグや、そのページを作成するのに使用したソフトウエア名などが指定される。
4. <BODY>…</BODY> :ボディ部。何かを表示させたいだけならば、この中に文字を書き込むだけで良い。少し凝ったことをする場合には、各種のタグを用いることになる。
5. <Hy>…</Hy> :各種の見出しを指定する場合に用いるタグで、yには1〜6までの数値が入る。<H6>が一番小さい文字を表示する。
補足:文字サイズの指定には、<FONT SIZE=y>…</FONT>というタグも使用できる。yは1〜7までの数値が入るが、1が最も小さいサイズである。標準は、3か4である。
例)<FONT SIZE=1>これがFONT=1の大きさ</FONT><BR>
<FONT SIZE="2">これがFONT=2の大きさ</FONT><BR>
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