ICTメディア編集U 20251024

 

画像切り換え,画像内の物体の変化

 

画像切り換えと印象

静止画像を切り換えていくことで,アニメーションになるわけですが,画像の切り換えは,画面のシーンを切り換える場合や,画像内の物体やテキストに対して動きや変化を表現する場合などがあり,それぞれの画像切り換え方によって,アニメーションから受ける印象は異なったものとなります.

 

·         画面のシーンを切り換える場合切り換えられていく画像間の内容が大きく異なれば,画面のシーンを切り換える場合となりますが,その切り換えにおいても,滑らかに行うか,一瞬で切り換えるか,効果(フェードやスライドインなど)を持たせるなどによって,印象が異なってきます.

説明: myu-a1  説明: myu-a2

·         画像内の物体に対して動きや変化を表現する場合パラパラ漫画のように画像内の物体の動きを画像の切り換えによって表現する場合には,1つの画像の表示時間が短く,切り換えられていく画像間の変化(動きの変化)が小さいほうが,アニメーションとして物体の動きを滑らかに表現,受ける印象が異なってきます.

説明: Ani-sakaagari    説明: Ani-sakaagari2

·         テキストを用いたバナーでは,興味をもたせ,テキストを読ませるための工夫や表示時間の設定などによって,印象が異なってきます.

 

画像内の物体の変化:

画像内にある物体に対する変化には,画面上での位置を動かすこと,違う物体に形状や色などを変化させることなどが考えられます.これらは,アニメーション作成用のソフトウェアには,キーとなる画像から自動的に補間する画像を生成する機能を持っているものもあり,それらを用いることで,作画作業の大幅に短縮することができます.

例)モーフィング(morphing

:ある画像を徐々に変化させて,別の画像にする画像技法のこと.コンピュータ用語として,画像中の形状を徐々に変化するように中間の画像を自動的に作成する機能や,作成された動画像を呼ぶようにもなっている.モーフ(morph)とも呼ばれる.

 


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