ICTメディア編集U 2025926

 

入出力装置

 

入出力装置:特に画像を扱うものについて

 

入力装置役割は,アナログデータをディジタル化することであり,既に述べた標本化量子化によって変換が行われる.

 

画像:点(ドット)に分解して記録,「色、濃淡」は,RGBやCYMK等の点の密度で表現する.

dpi (ドットパーインチ):解像度

「1インチ(2.54cm)辺り何ドットで取込むか?」

スキャナ:1200dpi程度(高画質なもの)

 

R G B:赤 緑 青 8bits0 255

「撮像素子:CCD」:300万画素などといわれ,この場合は画像の標本化の点の数が300万個で撮影できるものである.

1メガピクセル(1M pixel)と表示されているものは,100万画素の素子が使われていることになる.

1024×768ピクセル程度が高画質(イメージファイルとして):約80万画素級 

昨年まで,500万画素:2500×2000ピクセルのディジタルカメラが高画質のものであったが,現在は,800万画素:3250×2450ピクセルのディジタルカメラも出ている.

700万画素級では最大3072×2304ピクセルの高精細画像

ピクセル数の多い画像は,高画質となるが,その代わりに記憶容量が大きくなる.使い分けが必要である.

メール送信などでは,送受信の負荷を減らすため,640×480ピクセル程度の画像を用いることが多い.

 

一般的にディジタルカメラよりも一般的に画質は劣る。

640×480ピクセル程度が一般的:約30万画素

 

出力装置:役割はディジタルデータをそれぞれの出力先にあった状態にあわせてデータから平面的な点の集まりとして表現していくことである.

 

7296dpiCRT、液晶)程度など

VGA(ブイジーエー:Video Graphics Array):もともとはIBM社が開発しパソコンPS/2に組み込んだグラフィックシステムの名称.ディスプレイの表示解像度として,640×480ピクセル,16色の表示を指す.

XGA(エックスジーエー:eXtended Graphics Array):1024×768ピクセルの解像度のこと.

解像度は、非常に高くなっている。また、スマホなどでは、縦長の解像度で、機種の大きさに合わせて、変則的な解像度であることが多い。また、画面の大きさと解像度の関係によって、1ピクセルあたりの大きさが決まってくるため、画面サイズ(画面の対角の長さ:インチ)が大きいものが、解像度が高くないと、画像が荒く見えてしまうことになる(dpi)。

 

表:画面解像度

呼称

解像度 (横×縦)

画素数

備考

QVGA (Quarter-VGA)

320×240

76,800ピクセル

昔の解像度の携帯電話など

CGA

640×240

153,600ピクセル

 

VGA

640×480

307,200ピクセル

 

SVGA (Super-VGA)

800×600

480,000ピクセル

 

XGA

1024× 768

786,432ピクセル

昔のタブレット画面(iPad等)

Quad-VGA

1280× 960

1,228,800ピクセル

 

SXGA (Super-XGA )

1280×1024

1,310,720ピクセル

 

FWXGA

1366×768

1,049,088ピクセル

ノートパソコンなど

SXGA+

1400×1050

1,470,000ピクセル

 

UXGA (Ultra-XGA)

1600×1200

1,920,000ピクセル

フルHD

1920×1080

2,073,600ピクセル

一般的なモニタの解像度

Super Retina XDR

1179×2556

3,013,524ピクセル

iPhone 16

QXGA (Quad-XGA)

2048×1536

3,145,728ピクセル

 

WQHD

2560×1440

3,686,400ピクセル

ワイド高解像度モニタ

Super Retina XDR

1320×2868

3,785,760ピクセル

iPhone 16 Pro Max

QUXGA (Quad-Ultra-XGA)

3200×2400

7,680,000ピクセル

 

4K

3840×2160

8,294,400ピクセル

高性能・高解像度モニタ

QUXGA Wide

3840×2400

9,216,000ピクセル

 

8K

7680×4320

33,177,600ピクセル

 

 

 

レーザプリンタ:約400 1200dpi,インクジェットプリンタ:約1200dpi〜約4800dpi

 

昔は、アナログ放送であり、NTSC方式(日本、アメリカで使われている:垂直方向480本の走査線で240本ずつ160秒でかきかえ)PAL方式(ヨーロッパ)であった。

現在は、ディジタル方式となり、ハイビジョン画像HD:(1440x1080、約156万画素、地上ディジタル放送)が主流である。フルハイビジョン画像FullHD:(1960x1080、約207万画素、BSディジタル放送)もあり、ほかに、記録方式としては、4K(3840x2160、約829万画素)、8K(7680x4320、約3,317万画素)などがあり、鮮明な画像となっている。

 


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