202566日 

CG描画実習2(マスクレイヤー)

 

Paint Shop Proによるマスク処理などのCG描画実習(2)]

 

0.   「マスクレイヤー」は,他のレイヤーを部分的に覆い隠すレイヤーで,このマスクレイヤーの不透明度(白:不透明,黒:透明)の調整によって,下の画像が前面に表示さてくる.

 

 

1.   以下の画像を,ディスクトップ上に保存し,Paint Shop Proで保存したファイルを開く.

 練習画像(Blue hills1.jpg

 

 

2.   開いた画像のレイヤーパレットにある「背景」と書かれた部分をドラッグし,先ほど,選択範囲で文字入力したSunset2.jpgの画像上に一度カーソルを持っていき、さらにレイヤーの上でドロップする.入力された画像のレイヤーは下の図のように,ラスタ1のレイヤーとしてBlue hills1の画像が背景のSunset2の画像に重なっているようになっていることがわかる.

 

 

 

3.   左のツールバーの「ピックツール」を使って,重ね合わせたラスタ1の画像を移動してみる.

 

4.   メニューバーのレイヤーのプルダウンのメニューから「新しいマスクレイヤー」,さらに「すべてを表示」を選択する.

もしくは、レイヤーパレットの中の「新しいラスタレイヤー」を作成するアイコンの右のプルダウンのメニューで「新しいマスクレイヤー」,さらに「すべてを表示」を選択する.

 

もしくは

 

5.   レイヤーパレットの記述が変わり,下の図のように,「マスク ラスター1」(別の名前の時もあります)というマスクレイヤーができる.

 

6.   ブラシのツールを使って,このマスクレイヤーに黒色で線を描いてみる.下の図のように,マスクを黒く色づけすると,その部分は,透明となり,下の背景画像が見えることになる.

 

  

 

先ほどの選択範囲の文字入力をうまく使用すると字の切り抜きなども可能となる.(“選択範囲のみ”で文字入力し,ブラシで黒く色付けして選択範囲を解除する)

 

 

 

マスクは,画像に対しては,何も書き込みをしていないため,マスクレイヤーを白く塗りなおして,マスク部分の修正を行うことで復元,やり直しが可能です.また,灰色で塗るとどうなるか試して見ましょう.


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