ENIAC(Electronic Numerical Integrator and Computer)

ENIACの技術的構成
真空管 17,468本、リレー 1500個、抵抗器 17万個、コンデンサ 1万個、スイッチ 6千個、ネオン管 4千本、ダイヤル 数百個
総重量 30トン、高さ2.5m、奥行き0.9m、幅24m
消費電力は140Kw、真空管等から放出される熱量が大きかったので冷却のために24馬力の換気システムを必要とした


ENIACの性能
加算速度0.2ms,乗算速度 10桁×10桁で2.8ms,除算速度 6ms
プログラムは配線によって実現していた。 記憶装置としては10桁のレジスターを20個もつだけの小規模なものであった。しかしリレー計算機と比べての性能の改善は大きく,十進の乗算を3ミリ秒で実行し,これはその直前に作られたハーバード MARKI の1000倍の速度であったと言われている。


ENIACの歴史
1943年から研究が開始され,46年に完成した。こうした ENIAC誕生の前後のコンピュータ技術史を取り扱ったWWWサイトとしては、日本ユニシス社「ENIAC誕生50周年記念 --- その歴史を追って」がある。そこでは、アタナソフ・ベリー・コンピューター(ABC)などENIACに先立つ電子計算機なども含めて、ENIACの誕生に関わる詳しい歴史的説明を読むことができる。

 また、クラーク・R・モレンホフ著(最相力/松本泰男 共訳)『ENIAC神話の崩れた日』(工業調査会,1994年8月刊,2350円)に関する、内井惣七氏の書評が『科学哲学ニューズレター』第4号(1994年9月発行)http://www.bun.kyoto-u.ac.jp/~phisci/Newsletters/newslet_4.htmlに掲載されている。

ENIAC関連のWebページ
上山清二(関西外国語大学 短期大学部)「ENIAC」『情報処理概論』
http://www.infonet.co.jp/ueyama/ip/history/eniac.html
Web上で日本語で読めるわかりやすくまとまった説明(ENIACで使用されていた真空管の信頼性)

Mary Bellis,"Inventors of the Modern Computer ---- The ENIAC I Computer - J Presper Eckert and John Mauchly "
http://inventors.about.com/library/weekly/aa060298.htm

"John W. Mauchly and the Development of the ENIAC Computer ; An Exhibition in the Department of Special Collections ,Van Pelt Library, University of Pennsylvania
by Asaf Goldschmidt and Atsushi Akera


Martin H. Weik(1961),"The ENIAC Story"

http://ftp.arl.mil/~mike/comphist/eniac-story.html

William T. Moye(1996),"ENIAC: The Army-Sponsored Revolution"

http://ftp.arl.army.mil/~mike/comphist/96summary/

Kevin W. Richey(1997),"The ENIAC"
http://ei.cs.vt.edu/~history/ENIAC.Richey.HTML