モジュール名 情報セキュリティと情報倫理
目  標 情報社会を支えるネットワークがデジタル技術をもとにコンピュータとともに発展していることを学び、コンピュータがもつ万能性と脆弱性を理解し、人や社会が関わることによるセキュリティ問題などの様々な問題点を取り上げ、情報倫理の観点から社会の一員としての取り組み方を学ぶ。
重 要 用 語 アルゴリズム、計算万能性、アナログ、デジタル、コンピュータネットワーク、情報社会、情報倫理、情報セキュリティ、個人情報、プライバシー、情報操作、知的財産権、コンピュータ犯罪
内 容 構 成
  1. コンピュータの万能性と脆弱性
    1. コンピュータの種類と利用目的、発達経緯
    2. コンピュータの基本原理
    3. アルゴリズムによる計算万能性と直列的逐次処理
    4. ハードウェア・ソフトウェアの分離による汎用計算機の成立
      1. 命令のコード化による冗長性の排除
      2. 頑健性(robust:ロバスト)と冗長性のトレードオフ
  2. 計算機と電気通信の融合によるコミュニケーションシステムの成立
    1. アナログ情報による電気通信の成立
    2. コンピュータネットワークの芽生え
    3. 電気通信のデジタル化によるコンピュータネットワークとの融合
    4. デジタル技術に支えられたインターネット
  3. 頑健なコンピュータの試み
    1. 装置の二重化による頑健性の向上
    2. ニューラルコンピュータによる並列的分散処理
    3. ファジィコンピュータによる高速安定制御
  4. 情報社会の特性と問題の所在
    1. 情報社会の成立 
    2. 情報社会の問題 
    3. 情報倫理の必要性 
  5. 情報セキュリティ
    1. 情報セキュリティと情報倫理
    2. 情報セキュリティの基礎 
    3. 物理的セキュリティの限界 
    4. ハッカー行為とウィルス 
    5. 情報システム悪用の原因 
  6. 個人情報
    1. 個人情報の実情 
    2. 個人情報の不正利用 
    3. プライバシー 
    4. ブライバシ−侵害 
  7. 情報の不正操作
    1. 情報の不正操作とは 
    2. 情報の独占・断絶 
    3. 情報のねつ造 
    4. 情報の改ざん 
    5. 情報の破壊 
  8. 知的財産権
    1. 創作物についての法的保護の必要性 
    2. 技術革新の発展と法的対応 
    3. 情報社会と法的対応 
    4. 知的財産権についての国際的調整とわが国の対応 
    5. 知的財産権に関する今後の課題 
  9. コンピュータ犯罪
    1. コンピュータ犯罪の動向と現状 
    2. コンピュータ犯罪の大衆化 
    3. ネットワーク社会の落とし穴 
    4. コンピュータ犯罪と法 
課  題
  1. 事件となった問題事例を調べ、事実関係と問題点を整理したうえで、どういう観点から何がなぜ問題となったのかを論じよ。
参考文献・URL
  1. 「インターネットと情報倫理」、(社)私立大学情報教育協会、1999年11月刊行予定。
  2. 「インターネットコミュニケーション」、和田悟・近藤佐保子、文科系のための情報学シリーズ、明治大学情報科学センター編、培風館、1999年6月刊行予定。
  3. 「情報倫理概論(1995年版)」(社団法人私立大学情報教育協会
    1. http://www.shijokyo.or.jp/LINK/rinri/mokuji.htm
  4. 夏井高人氏(明治大学法学部)のホームページ
  5. 鹿児島大学農学部
  6. 田中秀樹氏のホームページ
  7. インターネット事件を追う(毎日新聞社インターネット事件取材班)

  8. http://www.mainichi.co.jp/hensyuu/jiken/

Meiji University Kazuo SAKAI (明治大学 阪井和男)