自宅PCでコンパイル

自宅でコンピュータ機械工学を課題をやりたい人のためのページです。当然、自宅でプログラムを書くためには、コンパイラが必要となります。
ここでは、大学と同じコンパイラである、bcc32 Compiler のインストール方法について説明します。

コンパイラをダウンロード

bcc32 Compilerは以下のURLから無償ダウンロード可能です。


このサイトの下の方にある「C++ Compiler 無料版のダウンロード」よりダウンロードしてください。
英語版のコンパイラなので、ヘルプなどは英語になります。

重要! バージョンに関する注意

2020/5/1の時点で、ダウンロードできるバージョンは BCC102 です。
BCC*** の *** の箇所はバージョン番号になります。この数字が異なる場合(103, etc.)は、以降の設定も適宜読み替えてください。
現在ダウンロードできるものは、大学で利用しているバージョン(BCC55)より新しいものとなります。挙動が若干異なりますので注意してください。
特に、コンパイルの際に用いるコマンドが bcc32 ではなく bcc32c となることに注意が必要です。
詳細は Installing and Using the Embarcadero C++ 10.2 Tokyo Command-line Compiler.txt を確認のこと。

インストール (BCC102/BCC55 共通)

ダウンロードしたファイルを展開し、適当なディレクトリに移動してください。
このとき、なるべくドライブの直下(ルートディレクトリ)に移動するとよいです。 以降では、"C:\BCC102" にセットアップしたものとして、説明していきます。

環境変数の設定 (BCC102/BCC55 共通)

この段階ではまだ、コマンドラインで"bcc32"と打ってもなにもできないと思います。
"bcc32.exe"がある場所にパスを通す必要があります。
Windows 10 の場合、パスを通す手順は以下のとおりです。Windows 7/8 もほぼ同じ手順です。

  1. [システムのプロパティ]を開きます。 [システムのプロパティ]を開く方法については、例えばこちらを参照。
  2. [詳細設定] - [環境変数] を選びます。
  3. [システム環境変数]の中の変数 Path を選択し、[編集]ボタンをクリック。
  4. [新規]ボタンより、変数値の最後に 「C:\BCC102\Bin」を追加します。誤ってもともと入っていた変数値を消さないように注意。

この変更はすぐに適用されるので Windows を再起動する必要はありませんが、 既にコマンドプロンプトを実行している場合には、一度終了させてコマンドプロンプトを実行し直さないと新しい設定は有効になりません。

これで、コマンドプロンプト上で、"bcc32c (プログラムファイル名)"と打つと、コンパイルが実行されるはずです。

設定ファイルの準備 (BCC55 のみ)

BCC55では、ここまでの設定だけでプログラムをコンパイルしても、コンパイルエラーとなるはずです。
そこで次は、設定ファイルを作成します。
"bcc32.cfg"と"ilink32.cfg"の2つのファイルを作成して、"C:\BCC55\Bin"ディレクトリに保存します。
それぞれのファイルの中身は以下のように記述してください。

bcc32.cfg

-I"C:\BCC55\include"
-L"C:\BCC55\lib"

ilink32.cfg

-L"C:\BCC55\lib"

以上で、設定は完了しました。
これで、コンパイルできるようになっているはずです。

参考リンク

以下は Ver 5.5 (bcc55)の関連情報ですが、基本的なところはそれほど変わっていないと思います。