第11回:グラフィック

 ファイルの操作は,わかってきたようですが,データの取り扱いがわからないようです.

 先週の演習が完成していない人は,今週も引き続き先週の演習を仕上げてください.

 今週は,コンピュータで絵を描く方法を学びます.


グラフィック入門編 (引き続き繰り返しの練習です)

まず,道具箱をダウンロードします. ここ(mogra.f)をクリックしてプログラムと同じ場所に保存します.これは,グラフィックスの基本的な関数を集めたプログラムで,使える命令は,



グラフィックのサンプルプログラム

#include <stdio.h>
#include "mogra.f"

void main()
{
    g_int(640,480);

    line(0,20,40,0,5);
    box(400,400,560,479,2);
    circle(256,256,100,3);

    gend();
}

このプログラムをコンパイルするには,『bcc』の代わりに『bcc32』というコマンドを使う.


これらのコマンドを用いて,for文を用いて同心円を描いてみよう.


【演習】

前々回に作成した,sin, cos の値を計算して保存するプログラムの結果をファイルから読み込んで,

Y = sin(X),Y = cos(X),のグラフを表示するプログラムを作成してみよう.

コンピュータの画面の座標は,一般の感覚とは上下逆であることに注意しよう.