これまで学習してきた様々なことを復習する.
(1) 整数型の変数a,bをキーボードから入力して,a÷b(小数点を用いた正確な値)とa÷bのあまりを求めて表示するプログラムを組め.
(2) 半径rの球の体積,表面積を求めるプログラムを組め.ただし,円周率はp=3.14と宣言して計算すること.
(3) 自分の生年月日と現在の年月日を入力すると現在まで自分の生きた日数がわかるようなプログラムを組め.ただし,1年は常に365日とし,一ヶ月は常に30日とする.すなわち,閏年の計算など難しいことは考えないで日数に換算してから計算すること.
(4) 3つの実数a,b,cを入力し,それを3辺とする三角形ができるかどうかを調べたい.
三角形になるときはその面積を求め,そうでないときは「三角形ではない」と表示するプログラムを作成せよ.
なお,面積の求め方は,次の通りである.
ただし,平方根計算には以下のsqrt関数が使える
#include <stdio.h> /*printfなどの命令を使うためのファイルの読み込み*/
#include <math.h> /*sin関数,sqrt関数など数学用の関数を使うためには必ず読み込むこと*/
void main()
{
float a, b;
a = 60.15;
b = sqrt( a ); /*平方根計算用の関数*/
printf( "%.2fの平方根は%.2fです.¥n", a, b );
}
(5) 2次方程式ax2+bx+c=0(a≠0)の係数a,b,cを入力し,判別式D(=b2-4ac)の値を求め,D>0の時は「2つの実数解」,D=0の時は「重解」,D<0の時は「2つの虚数解」と画面に表示するプログラムを組め.
(6) (5)を利用して2次方程式ax2+bx+c=0(a≠0)の係数a,b,cを入力すると2次方程式の解を求めて表示するプログラムを組め.ただし,解がない場合は「解なし」と表示するようにせよ.
(7) 「王様:勇者よ、魔王を倒しに行ってはくれぬか?」 「"「はい」なら1を「いいえ」なら0を入力してください。"」 とまず表示させ,1を入力したら、 「王様:おお、ではさっそく旅の準備をしてくれたまえ。」 でプログラムを終了させ,0を入力したら、 「王様:そんなことを言わずに頼むよ。」 と表示させ, 「王様:勇者よ、魔王を倒しに行ってはくれぬか?」 「"「はい」なら1を「いいえ」なら0を入力してください。"」 とまた最初からループさせるようなプログラムを組め. そして,「王様:おお、ではさっそく旅の準備をしてくれたまえ。」 と表示されたら,さらに 「王様:大事なことなのでn回言いました。」 と表示させろ.nは「王様:勇者よ、魔王を倒しに行ってはくれぬか?」と言った回数と同じとする.
(8) 第3回の課題4を利用して,まず表示条件を以下のように変える.
消費カロリー(kcal) | ビリー継続期間 |
2500未満 | ビリーとトレーニングする必要はありません |
2500〜10000 | ビリーと1ヵ月頑張ってみよう |
10000〜20000 | ビリーと2ヵ月頑張ってみよう |
20000〜30000 | ビリーと3ヵ月頑張ってみよう |
30000〜40000 | ビリーと4ヵ月頑張ってみよう |
40000以上 | やっぱり食生活から見直そう |
そして,今の体重と目標体重を入力して,必要な消費カロリーが2500kcal以上40000kcal未満なら,「運動後の体重は?」と表示させ,再び体重を入力して必要な消費カロリーを求め,2500kcal未満か40000kcal以上になるまでループするプログラムを組め.
(9) 第4回の課題5を利用して,縦一列に1~40の数字を表示させ,それぞれの数字の右に3の倍数もしくは3のつく数字の場合は「アホ」と,それ以外は「正常」と表示させるようなプログラムを組め.さらに,一番最後に「オモロー!」と表示させること.タブと改行をうまく使いこなすこと.下に,わかりやすいように表示例を示した.
1 正常
2 正常
3 アホ
4 正常
5 正常
6 アホ
7 正常
:
:
40 正常
オモロー!
(10) 第4回の課題6を利用して,A君とBさんのどちらかが先に3回勝つまでじゃんけんをさせるようにループして,最後に,「A君(Bさん)が先に3回勝ちました」と表示させるようプログラムを組め.
授業終了時までのプログラムと完成した提出用プログラムをoh-meijiシステムを使って提出すること
授業終了時に送るのは出席の確認用である.完成した課題は提出用の回に送ること
(提出期限を厳守し,提出用の回に提出しないと採点を行わない)