第8回 繰り返し (6/9)


乱数

ゲームなどのプログラムを作成するのに必ず必要となる乱数について説明し,じゃんけんや,おみくじを作ってみましょう.

「でたらめな数」を乱数といい,プログラミングの重要なテクニックになっています.まずは,乱数の使い方を見てみましょう.

まず,randomize()で,乱数を初期化しておきます.乱数を取り出すには,rand()を使います.これは,

#include <stdlib.h>
#include <stdio.h>

void main( )
{
    int i;

    randomize();    // 乱数発生ルーチンの初期化
    printf("0 から 99 の間の 10 個の乱数\n\n");
    for(i=0; i<10; i++)
       printf("%d番目の数 %d\n", i+1, rand() % 100);
}

【演習】

この乱数を利用して,プログラムをスタートすると

0がグー,1がチョキ,2がパー

として,どれかを出してくるプログラムをまず作ってみる.

これができるようになったら,こちらの手を数字で入力し,勝ち負けの判定を繰り返すようにする.