オーガニック・フード／環境水産物／エコウッドの展示

	有機農産物の認証、森林（木材）の環境認証および海洋（水産物）の環境認証

　わが国では１９９２年に、農林水産省が有機農産物をＪＡＳ（日本農規格）によって認証し、他の農産物と区別して流通させる制度を立ち上げました。また、９３年には、環境が保全され資源が十分に管理されている森林とそこから切り出された木材を第三者機関が認証する制度が導入されました。さらに海洋環境と魚類資源が十分に管理された漁場とそこから漁獲された水産物を認証する制度も導入されました。これらは、台頭しつつあるグリーン・コンシューマーによる環境配慮型の農林水産エコ・グッズへの需要の高まりを見込んだものであり、またそうした消費者における環境志向の一層の拡大に期待したものといえましょう。