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幾何学3
幾何学3
●授業の概要・目的
この講義では,まず位相空間についての基本事項を扱い,その後,位相空間の基本群,被覆空間について解説する。
位相空間の基本群はその空間に附随する代数的な量であり,この量によって空間の形のある種の複雑さが表現される。被覆空間とは,与えられた位相空間に附随して現れる別の空間で,基本群に密接に関係している。基本群,被覆空間をまとめて考えることで,元の与えられた空間の形を深く理解することができる。
講義では,これらについての説明とともに,簡単な例についての具体的計算や応用も行う。
●授業内容
[第1〜4回] 位相空間と連続写像,連結性,Hausdorff 空間,商空間,compact 性と Lebesgue 数
[第5〜6回] 基本群の定義,基点の取り替え,誘導準同型写像
[第7〜8回] 円周の基本群
[第9〜10回] 積空間の基本群,Brower の不動点定理,van Kampen の定理
[第11〜14回] 被覆空間の理論
●参考書
「トポロジー入門」,クゼ・コスニオフスキ(加藤十吉編訳),東京大学出版会
「トポロジー入門」,松本幸夫,岩波書店
●成績評価の方法
レポート及び期末試験の評点による。
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