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空間の点の動きを考え、十分時間が経った後で点がどこに居るか、を記述するのが「力学系」という学問です。さらにこれを一般化した考え方として「葉層構造」というものがあります。これは別の言い方をすれば、空間を(局所的に)葉の堆積に見えるように分割したものです。私は与えられた空間にこの「葉層構造」がどれくらいあるか、に興味をもっています。特に空間での点の運動の軌跡(流れ)に直交する(横断的な)葉層構造がいつ、どれくらいあるのか、に関心があります。これがある場合、もとの運動の軌跡はあまり動きが激しくない、と考えられるからです。