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記事作成日: 2009年4月19日

(旧ホームページに掲載された阿原准教授の雑文のページです。)

記事作成日: 2006年3月24日

これから大学を目指そうと考えている皆さんは、大学をどのように考えていますか?「大学はレジャーランド」とか「大学は企業へ行くための休憩所」とか「大学生は遊んでばかり」という話を聞いたことはありませんか?

うーん。たしかに、こういう大学生が巷(ちまた)にあふれていた時代もありました。でも、10年以上も昔の話です。

その背景には、いろいろな事情がありました。バブルと言われていたころまでは、大学を卒業さえすれば就職口があふれるほどあったのです。大学で勉強することは社会に入って何も役に立たないと烙印をおされ(本当は役に立つんですよ)、結局就職してから勉強することになるし、大学で勉強しなくても就職はできる。そういう時代でした。

でも今は違います。就職口はぐっと減りました。(来年くらいから復調の兆しはありますが、まだまだ厳しいです。)それに、企業は大学の名前よりも、学生の本人のやる気や誠実さを重視するようになっています。就職活動の応募用紙に大学名を書かせない企業もあります。就職の面接では大学で勉強している事柄をきちんと説明できるかもポイントの1つになっています。

そういう意味から、今は、大学で勉強をサボっていた人は就職が難しくなっているのです。明治大学の数学科の学生は(私(阿原)から見ると)みんなよく勉強します。とにかくよく授業には出席するし、先生のところへよく質問しに来ます。(これは教授がきちんと学生の質問につきあっている、という現状も手伝っています。)だからと言って遊ばないわけではありませんよ。遊ぶほうも、勉強するほうも、両側に針が振り切れるまでやっているという感じでしょうか。

「大学3年生ころからだんだん数学が面白くなってきた」とか「高校のときより数学を勉強してる」などという声も聞かれます。大学生生活のなかに数学の勉強が上手に溶け込んでいるようです。

学生生活が勉強にも遊びにも充実していた人は就職活動でも自分を上手に表現することができるようです。明治大学の数学科の就職はなかなか好調です。

次回は「大学について」後藤先生に語っていただきます。


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