お知らせ
最終レポート
レポート課題:
公共サービスの重要さと労働組合の役割について、論じなさい。ただし、各講師が講義で取り上げたテーマの中から、3つ以上のテーマを素材とし、これを論じなさい。
レポート作成上の注意:
タイトルは「公共サービスの重要さと労働組合の役割」とし、字数は本文2000字以上とすること。MS word (バージョンは何でもよい)で作成のこと。
最初ページの冒頭に、学部・学年・組・番号・学生証番号・氏名を明記のこと、これらの記入漏れは採点できない。
提出先・期限:
Oh-o! Meijiシステム内の遠藤公嗣(経営学部)担当「学部間共通講座C(講座名「地方自治体の仕事と労働組合」)」(火曜日4限)の第1回レポートとして提出すること。
提出の期限は7月24日(火)13時である。
・配布資料
授業で使用したレジュメ、資料などはこのサイトからダウンロードできます。「配布資料」のところをクリックして下さい。「このリンクは無効」などと表示されて、うまくダウンロードできない場合は、表示アドレスを再度読み込んでみて下さい。
・交流会について(飲食付き)
目的:学生と自治労とのの意見交換
日 時: 5 月 29 日(火)午後 4 時 30 分から(自治労寄附講座修了後)
場 所: リバティータワー17F の師弟食堂(南側の個室)
参加費: 学生は無料(開催費用の全額を自治労が負担する)
自治労側参加者:
明治大学 OB・OG の若手自治労職員、寄附講座担当者、都合のつく講師など
参加申込みの締め切り:5月22日(火)の授業終了時
案内チラシ(PDFファイル)
『自治労通信』2010年9・10月号に、自治労寄附講座レポートが掲載されました。
自治労寄附講座「地方自治体の仕事と労働組合」シラバス(2012年度前期)
4月10日 ガイダンス
- 経営学部教授 遠藤 公嗣
- 自治労本部副中央執行委員長 澤田 陽子
- 自治労本部総合企画総務局長 西田 一美
4月17日 原発事故、翻弄された住民、自治体、そして復興と再生
- 自治労福島県本部 書記長 今野 泰
- 配布資料
- 今野報告パワーポイント(PDFファイル)
- 講義の映像記録
- http://youtu.be/m6WWuvSLad0
4月24日 子育て支援の保育現場での取り組み
- 埼玉県北本市立子ども療育センター保育士/北本市職員労働組合副委員長 前原 朝子
- 配布資料
- 前原報告パワーポイント(PDFファイル)
5月1日 消防職員の活動と地方自治体の責任
- 交野市消防本部消防士/全国消防職員協議会女性連絡会副代表 太田 心
- 配布資料
- 太田報告パワーポイント(PDFファイル)
5月8日 医療の危機と看護職員の取り組み
- 長野県立病院機構労働組合書記長/自治労衛生医療評議会看護問題対策プロジェクトリーダー 比田井 修
5月15日 「まんが~働く人たちのひみつ」を通じて見る労働組合
- 自治労本部総合組織局書記 ヤロシュ マリオ
5月22日 セーフティネットと地方自治体、生活保護の行政は今
- 熊本市健康福祉局保健福祉部保護第1課/自治労熊本市役所職員組合執行委員長 峯 潔
- 配布資料
- 峯報告パワーポイント・資料(PDFファイル)
5月29日 市民と自治体職員の協働が地域を変える
- NPO法人丹南市民自治研究センター地域政策研究所所長 伊藤 藤夫
- 配布資料
- 伊藤報告パワーポイント(PDFファイル)
- 当日日上映したビデオ『福武線はこうして守られた~地域をつなぐ自治研センター』(13分)
- 講義の映像記録
授業終了後 交流会開催
6月5日 自治体の不安定雇用労働者・臨時非常勤労働者の現状と労組の活動
- 市川市保育園非常勤調理員/市川市保育関係労働組合書記長 佐藤 久美子
6月12日 地方自治体の関連職場で働く民間労働者の現状と雇用確保の取り組み
- 株式会社セラム/自治労セラム連合会会長 東 裕二
- 配布資料
- 東報告パワーポイント(PDFファイル)
6月19日 自治体労働組合の役割と日常の活動
- 自治労福岡県本部執行委員 髙田 邦治
- 配布資料
- 高田報告パワーポイント(PDFファイル)
6月26日 社会福祉協議会の役割とボランティア活動
- 社会福祉法人富山県社会福祉協議会福祉サービス支援課係長/富山県社会福祉協議会労働組合執行委員長 水井 勤
- 配布資料
- 水井報告パワーポイント(PDFファイル)
7月3日 平和と地方自治体の役割~米軍基地問題を考える
- 伊波洋一事務所長/元宜野湾市長 伊波 洋一
- 講義の記録映像
7月10日 水道行政と地方自治体の責任
- 神奈川県企業庁 企業局総務部財産管理課/自治労神奈川県公営企業労働組合委員長 阿部 嘉弘
7月17日 自治体労働組合の未来〜自治労委員長との対話を通じて
- 自治労本部中央執行委員長 徳永 秀昭
【授業の概要・目的】
地方自治体や地方自治体に関連する団体および企業は、住民の健康と福祉を守るための基礎的なサービスを提供し、そのサービスは「セーフティネット」の役割をはたしている。これが公共サービスである。公共サービスをになうのは、地方公務員はもちろん、地方自治体関連の公社や事業団、そして、福祉や医療などに関わる民間労働者である。これらの広範な労働者を組織する労働組合の全国連合体が、全日本自治団体労働組合(自治労)である。自治労組合員は約82万人であり、日本でもっとも大きい労働組合連合体の1つである。
この講座は、自治労の寄附による。この講座では、「セーフティネット」としての公共サービスのさまざまな仕事について、その積極的役割を認識してもらい、そこでの労働の意義について考えてもらう。また、公共サービスを取り巻く諸問題についての解決策や労働組合の意義、とくに、地方自治体など公共サービス関連の労働組合の役割について考えてもらう。
この講座は医療、福祉、環境、雇用などの身近な地域の課題や、市町村や地域社会への市民参加について、考えたり、実践するために有益なものである。また、公務員志望の学生については地方自治体の職場を知る良い機会でもある。受講を期待する学生は全学部に渡って存在するはずなので、学部間共通科目として開講する。実際、前年度までの開講でも、生田キャンパスの学生を含めて、多数学部の学生が受講している。
【履修上の注意】
授業に出席すること。質問や議論に積極的に参加すること。
【教科書・参考書】
教科書を使用しない。要点レジメや資料を配布する。。適宜、映像メディアの上映を行う予定である。
【成績評価の方法】
毎授業時の出席確認の感想文は各4点×15回で計60点、最終課題レポートは40点で評価する。