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roots 根っこ

Last updated 2021-1-17 Since 2019-3-20

ルーツ・リバイバル
https://en.wikipedia.org/wiki/Roots_revival 2016-11-18閲覧

A roots revival (folk revival) is a trend which includes young performers popularizing the traditional musical styles of their ancestors. Often, roots revivals include an addition of newly composed songs with socially and politically aware lyrics, as well as a general modernization of the folk sound.
The term roots revival is vague, and may not always refer to identical events.

cf.地球を旅する楽器 ルーツ・ミュージックの世界

ルーツ・ミュージックのキーワード
 祖先、小伝統、民衆、エスニシティ、若者、反骨精神or在野精神、身体感覚、地方、大地、魂、・・・・・・
 日本は和服的、韓国は韓服的、中国は漢服的・・・
https://www.youtube.com/playlist?list=PL6QLFvIY3e-nRtcVao2UoSFtcZnErwtLn



参考 仏典「般若心経」(はんにゃしんぎょう Heart Sutra)と音楽 →[漢訳仏典の呉音  法華経と般若心経を例として]
   Twitterのハッシュタグ「 #僧衣でできるもん 」関連動画

↓昭和の作家・坂口安吾が、座敷のなかの舞妓(まいこ)には退屈したのに、ダンスホールの舞妓に感服した理由を考えてみよう。
坂口安吾(さかぐち あんご 1906-1955)が「日本文化私観」(「現代文学 第五巻第三号」1942(昭和17)年2月28日発行)の中で、京都での体験を述べたくだり。青空文庫の https://www.aozora.gr.jp/cards/001095/files/42625_21289.html より引用。
僕達は五六名の舞妓(まいこ)を伴って東山ダンスホールへ行った。深夜の十二時に近い時刻であった。舞妓の一人が、そこのダンサーに好きなのがいるのだそうで、その人と踊りたいと言いだしたからだ。 ダンスホールは東山の中腹にあって、人里を離れ、東京の踊り場よりは遥かに綺麗だ。満員の盛況だったが、このとき僕が驚いたのは、座敷でベチャクチャ喋しゃべっていたり踊っていたりしたのでは 一向に見栄みばえのしなかった舞妓達が、ダンスホールの群集にまじると、群を圧し、堂々と光彩を放って目立つのである。つまり、舞妓の独特のキモノ、だらりの帯が、洋服の男を圧し、 夜会服の踊り子を圧し、西洋人もてんで見栄えがしなくなる。成程、伝統あるものには独自の威力があるものだ、と、いささか感服したのであった。

理解するうえで参考になるかもしれない映画

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