国際シンポジウム 「震災復興における弁護士の役割」

東日本大震災が発生して6年になります。津波による被害からの復興はまだなかなか進んでいないようです。原発事故による損害の賠償は、不動産賠償を含めほぼ山を越えたように見えますが、残された問題の解決はなかなか見えてきません。丸6年を経過するこの時点で、これまでの経緯を振り返り、津波および原子力災害からの復興において法律家がどのような役割を実際に果たしたのかを、日米の比較の観点から考えてみたいと思います。

日時:2017年3月11日(土)午後1時~5時
場所:明治大学グローバル・フロント1階・グローバルホール

当日の様子
当日の様子

プログラム

司会 村山眞維(明治大学)
趣旨説明(5分)

第1部:津波被害からの復興における弁護士の役割(午後1時5分~3時)

  • ジョン・ジョプリン(Mississippi Center for Justice, Biloxi Office Manager)
    「ハリケーン・カタリナ被害からの復興における弁護士の役割」(通訳付)
  • 飯考行(専修大学)
    「東日本大震災津波後の公益的法律事務所の活動と裁判」
  • 吉江暢洋(川上・吉江法律事務所)
    「災害時における弁護士の役割」 

質疑応答  午後2時35分~2時45分

休憩(10分) 午後2時45分~2時55分

第2部:原子力災害からの復興における弁護士の役割(午後3時~5時)

  • 村山眞維(明治大学)
    「大規模災害からの復興における弁護士役割の日米比較」
  • ライリー・モース(Mississippi Center for Justice, President and CEO)
    「米国BPオイル漏れ事故賠償請求における弁護士の役割」(通訳付)
  • 渡辺淑彦(浜通り法律事務所)
    「原発賠償請求における法律事務所の役割」
  • 木村献(岩槻総合法律事務所)
    「原発賠償請求における公益法律事務所の役割」

質疑応答 午後4時30分~5時

討論