目次にだけしかないお部屋のここですが、ある意味一番欲しい情報がここには詰まっているかもしれません。それはどんな情報か?タイトルには「明日のために今できること」とうってはありますが果たしてその中身とは?
それは、就職に関することです。
「何事にも先人あらまほしきことかな」と徒然草にあるように、初めての経験のことに対して戸惑いから生じる不安、又は知らないがために犯す失敗をなるべく避けては通りたいと思うのは当然です。かといって巷に溢れかえるような、就職応援サイトではいまいち、そこに存在する人が見えず、自分との比較にならないというジレンマを抱えることでしょう。私がそうでした。
そんなジレンマを少しでも、解消していただけたらと思い、ここに簡単ではありますが就職に関する最低限の情報を提供できたらと思いこのHPに、アクセントとして加えてみました。
ほんとにほんとに今できること
(1) もう既に、皆さんの手元には様々な就職サイトからの登録の勧めがきているとは思いますが、先ず一番にやっておくべきことは、その登録です。もはや、ツールとしてはPCによってメールやインターネットができないと話にならないのが現状です。以下に、僕が利用していた就職サイトを参考までに挙げておきます。
(1)http://www.isize.com/RN/←言われずと知れた王道、リクナビ
(2)http://job.nikkei.co.jp/ ←日経就職ナビ
(3)http://www.megajob.ne.jp/ ←文化放送がやっている
(4)http://www.ecareer.ne.jp/ ←ソフトバンク出資か??名前的にも
(5)http://www.jobweb.co.jp/ ←Jobweb。学生同士によるものだが、結構あなどれません。
これは数ある就職サイトのうちのごく一部です。じゃあ、これを全て使いこなしていたのかというとそうではありません。(笑)
それぞれ、特徴があるので自分なりに使い分けていました。
@日経ナビは、時事用語解説などが充実していたので、よくそれをプリントアウト
Aメガジョブは企業の数が圧倒的に多かったので小さな会社とかを調べたりするのに利用
B本当に同世代のリアルな情報や豊富な専門的な知識を必要とする場合にはジョブウェブのメーリングリスト(以下ML)や分科会に参加をし、情報の入手
C多くの企業のやり取りの窓口に利用したのがリクナビでした。
ただ、ここで紹介した利用法は僕自身の主観によりきめ、何の客観性がないので皆さんなりにカスタマイズしてください。そして、順序が少し逆になりましたが何故登録しないといけないのか?それは、後々に載せる就職活動日記にでわかるかと思いますので、今はインターネットに慣れる準備と思い、週に一度は登録後に見に行きましょう。
(2)新聞を読み始めましょう。本当にありきたりですが、それも日経。なぜ、新聞を読まなくてはいけないのか?それは情報の収集のためです。志望される業界の問わず、就活に筆記と面接はつきものです。その時にすぐ答えれれるでしょうか?答えは否に近いと思います。そして何故日経なのか?答えは最大公約数だからです。まだ、志望される業界が絞れても、いなくても、最低限身につけるとしたら最大公約数である情報を手に入れてる方が効率的だと私は思います。そして、わからない事があったら、上記にも書いたように色々な手段を利用し、調べておく事は忘れずにしましょう。そして、できれば小さいノートにまとめておけば少しは自信が持てるでしょう。ちなみにほんの少しですが、私はやっていました。また、志望業界が絞れている人は専門誌や専門の新聞を読んでおきましょう。例えば、アパレルなら繊維新聞とか、金融なら金融新聞といった具合にまずはやって見ましょう。そして、その最適な環境を提供してくれるのは大学の図書館です。特に下の階の新聞のとり置いているところや、東洋経済、日経ビジネスがおいてあるところの専門誌などはまずコストがかかるので自分では買わずに利用していました。そういった地道な努力がOB・OGの方とお話ををする時に役にたつでしょう。また、その件については、おいおい説明することで。
(3)自分史を作ってみる。これも、王道といえば王道。「己を知り、相手を知れば百戦百勝もまた危うからず」と言う言葉があるように、上記の二つは「相手」を知るためのものでした。で次は、「己を知る」です。で、例として、自分の作ったものを以下に簡単にあげてみましょうか。
昭和53年(1978年)OO区XXに澤村家の次男として生まれる。
昭和57年(1982年)幼稚園に入学し早々、隣の子と喧嘩をする。
(中略)
平成9年(1997年)大学入学後、お世話になった大学受験相談のアルバイトをやり始める。
などといった具合に。そして最大のポイントはなるべく客観的に書くことです。なぜなら、この自分史を作るということは、何につなげるために書くのかというと、自己アピールにつなげていくからです。少し話は見えずらいかもしれませんが、以下説明していきます。まずは、自己アピールが就職活動に必須なのは皆さんも承知のはずですよね。で、なぜ、自己アピールをしなくてはいけないのかということを考えましたか?「会社に入れてください」といっても、海のものとも山のものとも、はたまたどこの馬の骨かわからない人間を入れていたら、会社を設けることは可能でしょうか。人を雇うこと自体支出なわけですから慎重になります。この人は、どんな人でうちの会社に入れたとき何をしてくれるのかな。ということを考えて採用をしているの(らしい)です。結果つまり、就活の自己アピールでは相手が欲しいと思うようなことを提示できるかどうかにかかっています。そのために、自分史を作りそれをチェックしていくのです。それでは、客観的に書くことが何故必要なのか?それは、相手にわかってもらいたいことを簡潔に自分自身も知るためです。先ほど何回もいっていますが、相手に知ってもらうために自己PRを書くとするなら、前提として知ってもらう内容がないとだめですし、何より相手が理解できるものでないと意味がありませんよね。自分史を客観的に作ることで自分自身も自分というものを再確認できます。そうすることで、言葉や言い回しが自然と相手にとって理解しやすいものとなります。そして、それによりこの一連のコミュニケーションにおけるギャップというものを生じさせにくくさせてくれます。それ故、客観的に書く必要があるわけです。上記の例を引用してみると、「入学早々喧嘩をする」=「喧嘩っ早い」=「短気」とか、「お世話になった受験相談のアルバイトをやる」=「義理堅い」と言うようにやってみたらいかがでしょうか?
実際に行動してみる
「就職活動って、何時からなんだろう」という疑問を正直抱えていたころがありました。今までの人生においての節目といってもせいぜい大きなものは受験ぐらいですが、それには「いついつから、願書を出して、受験日は何月何日で、、、」といったようにあらかじめ決められたレールが存在し、その上にさえ乗れば何とかなったように思います。でも、この就職活動にはそういった明確なスタートラインが存在しないのではというのが活動した結果、感じた結論です。強いていうならば、興味のある企業があってそれについて調べ始めた時、といえるのではないでしょうか?HPを見るも一つのではあると思いますが、やはり直接足をはこんで、そこで働いている人の話を聞くことが、後々役にたつのではないかと思います。(志望の度合いの高さの裏づけになったり、何より説明会では聞きづらいことも聞ける。)では、どのようにして接触を持つのか?やはりOB訪問がベストなのではないでしょうか。以下、その点を体験談を交えていきたいと思います。
(1)住む世界が違うことを認識すること
日本では家に上がるとき、靴を脱ぎますが、欧米では脱がないことが多いでしょう。理由はともかく住む社会が違ければルールが違うことのいい例ではないでしょうか。それと同様に僕ら学生と企業の人では社会も違ければルールも違います。いきなり会いに行って「OOさん、いますかー」といってもまず会ってもらえないでしょう。それはルールを守っていないからです。ましては、忙しい中にただ後輩というだけで時間を作ってもらうわけですから相手に合わせるのは当然のはずだと思います。この点を一番に理解する必要があると考えます。また、ヘンな下心は持たない方がいいと思います。純粋に知りたいことを聞かせていただくという姿勢が重要だったと思います。
(2)OBの探し方
これが一番難しいかもしれません。なぜなら、僕らの住んでいる世界と社会人の住んでいる世界との接点というのは、ゼミやサークルを除いてしまえば、せいぜいバイトぐらいでしょう。また、なかなか自分の志望業界の人が近くにいなかったり、またはそもそもどうやったら、連絡先がわかるのかさえもわからなかったりするでしょう。そういう人のために一応ルートだけは以下に示しますが、何度も繰り返しますが、時間を作ってもらうのですから「聞きたいこと」(HPや会社案内じゃわからないようなこと)は準備しましょう。
@ゼミやサークルの名簿(友人のゼミやサークルのも見せてもらったりとしてみるのもいいかも)
A大学の就職課の名簿
B大学が発行している大学の卒業者の名簿(
たぶん、やってみるとわかると思いますが意外にAはあまり個人情報の保護のためか連絡先がわからない事が多いです。そのときは@かBを使ってみましょう。
(3)アポイントメントの取り方
次にですが、最初に書いたルールの話でも出てきたように、ただいきなり行っても、まずは会ってはもらえません。そのため、アポイントメントを取る必要があります。そのためには以下の手段があると思います。
@手紙
AEメール
B電話
よっぽどのことがない限りBではつかまらないと思います。@やAといった手段の方が無難であると思います。で、ここで困るのが手紙や、メールの書き方だと思います。もちろんここにもルールがあるので昨年セミナーでもらったものをもとにした一番オーソドックスなものを載せたいと思います。ちなみに僕は今後のことも思い、この時にビジネス文書の書き方の本(「すぐに役にたつ文書・書式大辞典」 日本語研究会)などを買いました
・手紙の書き方・メールの書き方
(4)服装
あまりいう必要性はないと思いますが、よっぽどのことがない限りスーツ着用で会いに行きましょう。
就職日記
いちばん、最初にこのお部屋の目的を書いたようにジレンマの解消が目的です。そのために何がベストかなを思い、この形式をとりました。それは、日記風にその活動を書いておきました。この中に書いてあることは、その時の気持ちや失敗を書いてあるので同じテツを踏まないように、また気分転換にも役立つことを願っています。
説明会編
2月3日 曇り IN渋谷
えー、どんな会社の説明会かというと、先物取引会社金融志望のなので銀行以外にもいろいろ知っておこうと思ってはがき(メールでないのがみそ!はやい時期のものはこのパターンが多い)を返信してみた。
先物取引を取り巻く状況はというと商社の先物取引会社がトップだからその地位を取り返そうと躍起になっているといった感じです。
もともと、証券と同様に結構な商売(ギャンブル的な)なので、給料はかなりいいかんじです。27歳にして月収100万もありだとか
でも、その分ゴリゴリに働かされるみたいです。だって、最初の3ヶ月は合宿所生活その後三ヶ月は資格をとるために勉強させられ
(取れるまで)、週休は2日とか書いてあるけど実際は1日ぐらいみたいです。でも、月収100万は魅力的!
ま、この時期、どこの説明会も、その会社を取り巻く環境とそして未来への抱負を語るもので紙ベースの会社案内と代わりはないけど後々響くので出ておかないと不利です。(採用ルートの電話がこないとか)また、このときに書くアンケートも重要なので、あらかじめフォーマットは作っとくべきでしょう。ただ、意外に発見があるかもしれないので興味のある業界だけでなく知らない業界に行くことをお勧めします。
説明会編2
2月中旬 曇り IN新宿
今回は某システム会社のものに行ってきました。内容などは一緒なのですが、ここのは違った、毎回お決まりの如く「何か当社に関する質問は?」と社員の言葉の後に、ばっと手を上げ質問したやつのほうが凄かった。「最近、IT業界を取り巻く環境は、激変しそれまでのOOからXXへといこうし、、、云々」とわけのわからない専門用語を並び立て、質問をして社員も痛いところを突かれたのかたじたじの様子でした。
その時、「あ、無理かもシステム業界は」と妙に納得している僕がいした。
で、今思えばそんな口頭における質問に気後れする必要はなかったことを痛感。なぜなら、誰が質問したか向こうはいちいち覚えてはいないから、むしろその場を利用し大勢の人の前でも話せる練習をしておけばよかったと思う。
説明会編3
2月下旬 夜 帰宅後パソコンを見て
リクナビを見て愕然とする。僕は、このところ毎日メールとリクナビをチェックしていたのにもかかわらず、ただの一日朝と夜にチェックをしなかったために、説明会の予約ができなかった。D銀行のセミナーを大阪で受けるはめになるとは。
そこで、僕が得たもの。
1、興味があってもなくても、早めに登録すること。
2、日帰りでも大阪は楽しめること。
3、たこ焼きとお好み焼きははずせないこと。
以上です。
ちょっとおまけというか、怒り!
みなさん、セミナーに行ったときアンケート書きますよね。この前言ったセミナーで書いた時そのアンケートを書くのにやたらとかくしながら書いている人がいました。感じ悪いからやめて欲しいです。どうせ、たいした事書く暇無いんだし、また、見られたとしてもその真意までは誰も真似できないし、できたとしたらその程度のものを書く奴はごろごろいます。真のイノベーティブ、エッジ、とはそういうものでしょう。自意識過剰はやめて欲しいもの。
OB/OGリクルーター編
2月9日 滅茶苦茶寒い日 午後10時
いつも通り「ここがヘンだよ日本人」を聞きながらHPをみているといきなり携帯がなるのでみてみると、非通知の電話だった。ひとり、ゼミ(男)で、家の電話からかけると非通知の奴がいるのでそいつかと思い、『OOどうした?』となれならしく出たら、なんとS銀のOBだった!!!慌てて謝ったが、向こうは気にしてない様子でもないよう、、、。さようならS銀、、。数少ない都銀よ、、、。
内容は、「OBとして力になりたいからゼミの人たちを呼んで簡単な懇親会でも開きたいんだけど」といった、まさにOBリクルーターの予備選みたいなもんだった。みなさんも、この時期から携帯に出るときでも丁寧に出るといいかも、、、。
*OBリクルーター制:よく銀行なんかがとる採用のスタイルで、自分の大学のOBから「就職の力になりたい」と直接のうさんくさい電話があり、お茶なんかをして会話してる間が選考だったりするスタイルのことを指す。
筆記試験編
3月3日 意外に暑い日 IN新宿
Y運輸のシステム子会社の筆記を受ける。結果はぼろぼろ。1、国語と2、ロジックを聞くような問題と3、中学受験の問題の3部構成でしたが、感覚的にはだめでした。全体で六割ぐらいでしょう。内訳としては1が8割2が5割3が7割でした。
がどっこい。翌々日に7時に電話がありとおってしまいました。
そこで、僕は考えた。何故にあれで通る?「意外にできていた?」いや、「明治で営業を志望していたから?」うーん、それも最近じゃあ、、、。やっぱり「自己PR書にイベントで来たセーラー服姿の自分を写真をカラーコピーで載せ、何でもやります!とかいたから」その可能性が一番否定できないかも、、。
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