WEBサイトのアップロードと管理(WEB作成ソフトを使う)


WEBサイトの作成・登録
 WEBサイト作成ソフトには、特定のフォルダ内のファイル群をひとつのサイトと見なして、ファイルの転送やファイル間のリンクのチェックなどを自動的に行う機能がついている。
 まず、WEB用のフォルダをつくり、そのフォルダをWEBサイトの新規作成機能でWEBサイトとして登録する。いったん登録すると、次からはサイトを開く、でフォルダをWEBサイトとして開くことができる。

WEBサイトのチェック機能
 WEBサイトを開き、チェック機能を使うと、サイト全体のリンクの構造がわかると同時に、リンクが切れているところ、不必要なファイルなどが検出できる。ネットにつないだ状態でチェックを行うと、外部サイトへのリンクをチェックしてくれるソフトもある。その他、ソフトによって、画像などのデータが重すぎないか、HTMLの構文にエラーがないか、冗長な部分がないか等々をチェックする機能がついている。

ファイルの移動・ファイル名の変更
 別のページからリンクされているファイルは、名前を変えたりフォルダを移動させたりするとリンクが切れてしまうので、リンク元のリンク先も変えなければならなくなる。サイト管理機能のファイル一覧の中でファイル名を変更すると、リンク元のリンク先も同時に変更してくれるので手間が省ける。

サイトの転送と更新
 WEBサイト作成ソフトのサイト管理機能を使うと、WEBサイトをサイトごと転送(アップロード)することができる。使用方法はFTPソフトと基本的に同じで、ファイル単位での転送もできる。また、二度目以降の転送では、前回の転送以降に更新されたファイルだけが自動的に選ばれて転送される。あるいは、サーバー上に同名のファイルがある場合に、更新日時を比較して、手元のファイルのほうが新しければアップロードするという同期機能を持ったソフトもある。











(2004/2547-07-03 蛭川立