WEBサイトをつくる (5) ファイルのアップロード

・WEBサイトを公開するためには、ファイルをホストのサーバーに転送しなければならない。

・WWW上に情報が公開されるということは、理論上、地球上の不特定多数の人によって閲覧可能になるということを意味する。コンテンツに含まれる自分や他人の個人情報、著作権・肖像権などに注意。

・設定しだいでは、特定のネットワーク内からしか閲覧できないようにしたり、パスワードを入力しないと閲覧できないようにすること(アクセス権の設定)も可能。

・ファイルの転送機能は、WEBサイト作成ソフトにも含まれていることが多いが、まずはFTP (File Transfer Protocol)ソフトを使うのが基本。

・いったん公開したサイトも、FTPソフトを使ってファイルの追加、更新、削除ができる。

・WEBページを入れたフォルダをWEBサイト作成ソフトに登録すると、ファイルの転送や変更だけでなく、サイト内のファイルのつながりを図にしてあらわしたり、リンク切れなどを自動的にチェックすることができるので、サイトがある程度複雑になってくると役に立つ。オンラインで外部サイトへのリンクをチェックする機能もある。また、サイト機能の中でファイル名を変更すると、そのページへのリンクも自動的に変更される。

・また仮想サイトとして登録されたフォルダの内容をサーバーに一括して転送すると、転送後は、更新されたページだけをチェックして自動的に送信する、パソコン上のサイトとサーバー上のサイトの内容を新旧を比較するなどの機能もあるが、あまり自動機能に任せすぎると、アップしたいファイルをし忘れたり、したくないファイルを公開してしまったりすることがあるので注意。




 

→明治大学のネットワークではlocalとpublicのフォルダが使い分けができるようになっている


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(2006/2549-06-30 蛭川 立)