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中国の人権派弁護士とその家族・支援者を描いた映画『709の彼岸』の上映会を共催いたします。

内容

 明治大学現代中国研究所は、中国の人権派弁護士とその家族・支援者を描いた映画『709の彼岸』の上映会(入場無料/要申し込み)を共催いたします。上映に使う教室が未定ですが、決まりましたら再度お知らせいたします。ご興味のある方はぜひご出席ください。よろしくお願いいたします。

 映画『709の人たち---不屈の中国人権派弁護士とその家族たち』の続編となる『709の彼岸』の上映会です。本作も同じ監督・盧敬華、プロデューサー・江瓊珠の香港人コンビによる製作です。
 2015年7月9日、この日を境に中国では300人ともいわれる規模で一斉に弁護士や活動家に対する取り締まりが行われました。約30人が拘束され、そのうち、逮捕、起訴され、有罪判決を受けた人もいます。依然、拘束を解かれておらず、どこで、どのように過ごしているのかさえ、わからない人もいます。
 前作『709の人たち』は社会的弱者の権利擁護のために奔走してきたにもかかわらず、迫害されている中国の人権派弁護士と、弁護士の早期釈放を求める家族や支援者を中心に描きましたが、続編では、海外に逃れた弁護士の家族らが苦悩しながらも、生きる意味を見出そうとする様子を描いています。
 今回の上映会は、7月26日にプロデューサーの江瓊珠さんが来日されるのに合わせて、内輪で行うプレミアム上映会です。英語と中国語の字幕でご覧いただき、上映後に日本語で解説させていただきます。日本語字幕は上映までに準備が出来ましたら印刷して配布いたします。

日時 2018年07月26日(木曜)18:30上映開始(18:00開場)
会場 東京大学駒場キャンパス(KOMCEE K212教室)
参加費 無料(要:申し込み)
主催 東京大学阿古智子研究室
共催 明治大学現代中国研究所
申込先 tako19710528@gmail.com (東京大学・阿古智子までご連絡ください。ご希望の方にお弁当(実費)を準備する予定です)