Event

シンポジウム「4つの街 4つの未来 地方から考える!LGBTが暮らしやすい街」を開催いたします。

詳細内容

全国どの街にも暮らしているLGBTなどの性的少数者やその家族。恋愛や結婚は異性とするもの、性別の区別は男女だけ、といった価値観が多数派を占める社会では、LGBTの人たちが生活のさまざまな場面で生きづらさを感じています。

「条例や行動計画にLGBTの人権施策を盛り込む」、「同性カップルのパートナーシップを認める」など、いま彼らを支援しようとする前向きな動きが、国に先行して自治体レベルで広まっています。市民が結集し声を上げたことが、こうした動きをもたらしています。国に法整備を求めると同時に、自分たちの暮らしている街に働きかけることも大きな可能性を持っています。

このシンポジウムでは、地方自治体への働きかけを行なっている活動家をお招きし、活動する上での困難や成功体験、そして、誰もが生きやすい社会を実現するためのヒントをうかがいます。

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日時 2018年05月03日(水)14:00〜17:00(開場・受付 13:30)
会場 明治大学駿河台キャンパス・グローバルホール(千代田区神田駿河台2-1グローバルフロント1階)
参考:駿河台キャンパス アクセスマップ
参加費 無料
主催 公益社団法人アムネスティ・インターナショナル日本
やっぱ愛ダホ!idaho-net.
共催 明治大学現代中国研究所
後援 LGBT法連合会
申込先
お問い合わせ
公益社団法人アムネスティ・インターナショナル日本
TEL:03-3518-6777 FAX:03-3518-6778 E-mail:camp@amnesty.or.jp
 

内容(手話通訳あり)

第一部:国・自治体の最近の動向に関するLGBT法連合会からの報告、地域の取り組みに関するゲストからの発表
第二部:パネルディスカッション&質疑応答/モデレーター:遠藤まめた(やっぱ愛ダホ!Idaho-net. 代表)
第三部:グループワークショップ──それぞれの地域で集まって考えよう!

ゲストのプロフィール

林夏生(はやし・なつお)さん

富山大学人文学部准教授、ダイバーシティラウンジ富山代表。1996年東京大学大学院総合文化研究科国際関係論専攻修士課程修了、1998年10月同博士課程中退。1998年10月から富山大学人文学部講師、2007年4月から同准教授。2015年より、富山大学を拠点に「ダイバーシティラウンジ富山」プロジェクトを始動。シンポジウムや講演会・交流会等を開催するなどして、北陸・富山で「多様性」について考える場を提供している。2017年6月よりLGBT法連合会共同代表を兼任。

五十嵐ゆり(いがらし・ゆり)さん

NPO法人Rainbow Soup代表、LGBTアライアンス福岡代表。沖縄国際大学卒業後、福岡のタウン誌編集部を経て、2004年からフリーライターに。2001年から約10年間、福岡にて女性限定クラブイベントを主宰。2012年Rainbow Soupを発足。2015年3月にNPO法人化。2014年3月から1年間、西日本新聞にコラム「虹色のあした」を連載。2015年10月より、特定非営利活動法人虹色ダイバーシティ・東京スタッフとなり、福岡・東京の二拠点ライフを展開中。

小浜耕治(こはま・こうじ)さん

東北HIVコミュニケーションズ代表、レインボー・アドボケイツ東北代表。1992年から性的マイノリティ・HIVに関する活動を始める。相談活動や薬害HIV訴訟支援、仙台市・宮城県とのHIV予防啓発の連携事業に携わる。2015年、レインボー・アドボケイツ東北を設立。これまでの自治体との連携事業の経験を活かして、性的マイノリティに関する政策提言を本格化。相談活動、講師活動、学習会の開催を通して、地域におけるセクシュアリティ課題の可視化・社会化に取り組む。

亮佑(りょうすけ)さん

コミュニティセンター・にじいろほっかいどう事務局長。大学卒業後、札幌でゲイ当事者として活動。「レインボーマーチ札幌」の実行委員を10年間務める。2013年からLGBT当事者の交流イベントを立ち上げ、2015年に現団体を創設。当事者交流イベントを札幌・函館で行うほか、高校生や市民向けの講演会の企画・運営を行う。北海道帯広市在住。職業は公立学校教諭。