このホームページの作成等に関するポリシー

by 夏井高人


技術的な事項について

このホームページは,Microsoft Internet Explorer 5.0Netscape Communicator 4.7Just System Just View 3.0 でその動作を確認をしています。これら以外のブラウザによる表示が正常になされるかどうかは保証できません。

このホームページをブラウズするときは,小さいフォントを用いてブラウズすることをお勧めします。大きなフォントで表示した場合やブラウザの表示幅を狭くしている場合には,正常に表示されないことがあります。同様に,小さなディスプレイや解像度の低いディスプレイでは,正常に表示されないことがあります。
このホームページに含まれるデータが更新されても,何らかの理由で,その更新が直ちに画面表示に反映されないことがあります。新着データを確認したいときは,このホームページのトップ・ページでリロード(再読込)して,「新着情報」のコーナーの記載を確認してください。
明治大学の学生が授業でネットワーク・システムを利用している期間及び時間帯には,回線が渋滞し,このホームページを含む明治大学のネットワーク・システムへの外部からの接続状況が極めて悪くなることがあります。特に,2000年に入って,1日のアクセス回数が4000回を超えるような状況が頻発しております。できるだけ,回線状態に比較的余裕のある早朝または日曜日のアクセスをお勧めします。

法的な事項について

日本国の法令,日本国官庁の政令・通達及び地方公共団体の条例・通達等,日本国の裁判所の判決,決定,審判等には,いずれも著作権がありません(著作権法13条)。著作権のないものの複製物に著作権が発生することもあり得ません。
 このホームページに掲載された明治大学学生の作品等については,作成者である各学生がその著作権者です。このホームページに掲載れたた写真については,各撮影者がその著作権者です。
このホームページ内で著作権者の明示の表示があるコンテントについては,それぞれ,その表示された者が著作権者です。いずれも著作権者から転載等の許諾を得て,かつ,社会常識に従って,このホームページに掲載しています。
このホームページで使用しているグラフィック・データの中には,そのデータの使用許諾契約上の許諾に基づき,その作成者又は著作権者の表示をしないで,このホームページのモジュールとして利用しているものがあります(これらは,著作権のないものではありません。)。

以上のほかは,このホームページ上のコンテントは,このホームページ全体の構成・設計及び編集,ホームページ内の文章・テキスト,ブラウザ上の表示状態,HTMLソースの記述,CGIその他のプログラムの記述を含め,いずれも夏井高人が著作者であり,その著作権及び著作者人格権を保有しています。

ただし,このホームページ上のコンテントを,任意に,表示させ,閲覧し,ダウンロードし,複製し,保存し,データ記録し,再現し,印刷し,再配布し,または,データ転送することについては,この記載の表示によって,この記載の閲覧者すべてに対して,一般的に許諾をします。
しかし,このホームページのコンテントの全部または一部を他のホームページの一部としてそのまま転用すること,このホームページのコンテントの全部または一部を有償で表示,再配布ないし頒布すること,このホームページのコンテントの全部または一部を夏井高人以外の者が作成したものとして表示,再配布ないし頒布すること,または,夏井高人が作成者であることを示さないで表示,再配布ないし頒布することは,いずれもこの許諾に含まれません。個別に照会をお願いします。

このホームページ内にある夏井による翻訳文(仮訳)について

このホームページ内にある私の手による外国法令国際機関の勧告等の仮訳は,私の法情報学研究及びコンピュータ法研究の過程で生産された副産物であり,あくまでも私の個人的なファイルに過ぎないものですが,ゼミ学生の学習の便等の目的で公開することにしたものです。
これら仮訳の内容及び解説・注記等に関する正確性・信用性は,何ら保証されません。また,随時,予告なしに改訂等をするかもしれません。いわばβ版以前の段階にあるコンテンツだと理解していただきたいと思います。
したがって,これらの仮訳を利用される方は,あくまでも参考程度の利用をお願いします。また,各仮訳文の冒頭部分の解説でリンクしてあるオリジナル・テキストへのアクセスと参照をお勧めします。

リンクについて

インターネットに星の数ほど存在するサイトの中には,トラップを仕掛けてあるものや知らないうちにIDやパスワードのデータを盗み取ってしまうものもあります。また,個人情報を自動的に収集するモジュール(クッキーなど)が送られてくるサイトもあります。

このホームページの中にある他のサイトへのリンクは,安全が一応確認できるものだけを掲載しておりますが,その直接のリンク先から更にジャンプした先のサイトの安全性までは保証できません。インターネットは,基本的には,アクセスするユーザでもアクセスされるユーザでも,各ユーザの自己責任に基づく利用を前提に構築されています。したがって,各自が賢明なユーザとしてこのホームページ内のリンクを利用されることを期待します。

ところで,リンクは,インターネット文化の最も重要な基盤の中の一つです。他のサイトへのリンクを作成すること及びそのリンクにコメントを付すことは,それが犯罪を構成したり公序良俗に反するようなきわめて特殊な場合を除き,言論・評論の自由の範囲内の問題であると考えます。
また,リンク先が当該ホームページのトップ・ページでなければならないというようなルールは,合理性がありません。仮にこのようなルールに合理性があるとすれば,新聞,雑誌,学術論文を含めたすべての媒体上のすべての引用・参照や編集等が不可能となってしまう危険性があります。通常,新聞・雑誌やテレビ報道等で提供される情報は,ひとかたまりの情報のごく一部だけをつなぎあわせたり,1次情報の存在する場所への言及・参照等を含めたりして編集された2次的な情報です。したがって,このような任意のつなぎあわせや言及・参照等ができないとすれば,マスコミという産業それ自体が成立しなくなる危険性があります。また,学術論文においても,特定の著書や論文等の必要な箇所のみを引用・参照することは,伝統的に承認されたやり方となっております。引用・参照される論文の出典表示が必要である以外には,引用・参照された著述・論文の最初のページから引用・参照されなければならないというようなルールは存在しません。社会評論に属する著述等では,(その評論等に対する評価のよしあしは別として)出典表示さえ必要でないと考えられる場合も少なくありません。仮にこのような伝統的な引用・参照の方法が許されないとすれば,おそらく学術論文や評論等の大半が成立不可能となってしまいます。
このような意味での編集や参照・引用等がインターネット上でなされる場合,伝統的な紙文化と同様の意味でのテキスト表示の形式をとることもあるでしょうが,インターネット文化に特有のリンクという形式をとることもあるでしょう。しかし,そのいずれもが自由でなければなりません。これは,世界の大半の国で承認されている基本的人権としての自由な言論,報道,著述,編集,評論,学術研究等を守るために,必要不可欠なことです。
さらに,法情報の最も重要なソースである内外の大学の法情報リンク集やサーチ・エンジン等は,無数のリンクの集積物そのものであり,基本的に,引用・参照のみによって構成された一種の構造物であるということができます。法情報は,その法によって生活する者すべてに知られていなければならないものであり,このことは,民主主義の基本です。一般的にインターネット上のリンクそのものを制限することは,国民の法情報へのアクセスを制限することにつながり,結果的に,民主主義に対する破壊的作用を及ぼすことになりかねません。この意味でも,インターネットにおけるリンクは,自由でなければなりません。
したがって,自分のホームページ内の任意のページにリンクされることを望まない者は,そもそもインターネット上での情報発信を断念するか,または,任意のページへのアクセスを制限するための何らかの技術的手段を自らの自己責任で検討・構築すべきでしょう。
なお,現行の日本国著作権法上では,リンク先のアドレスそれ自体に著作権が発生する余地はありません。仮にアドレスそのものにも著作権が発生するという議論が正当であるとすれば,その著作権者は,IPアドレス(物理アドレス及び相対アドレス)を発行している「誰か」であることになり,そして,その「誰か」というのは,通常は,そのアドレスを持つサーバ上にホームページを開設している人と同一ではないことが多いだろうと思われます(ユーザが任意のドメイン名を申請しても,それを受理するかどうかはIPアドレスの発行者の自由ですし,その発行によって初めて著作物になると考えざるを得ません。)。しかも,仮にアドレスそのものに著作権があるとしても,リンクというものがインターネット文化の重要な基盤であり,これを除いてしまうとインターネットそれ自体が成立しなくなってしまう以上,リンク先のアドレスの参照・引用は,原則として,フェア・ユースとして合法的なものであると考えるべきです。ちなみに,将来,IPアドレスに特許権が成立する場合には,別の考慮が必要となります。

ただし,リンクに関しても,インターネット上のエチケットや礼節等が守られるべきですし,私も遵守するつもりです。
たとえば,フレーム機能とリンクを上手に利用し,他人のページやコンテントをあたかも自分のホームページの一部のように見せかけて表示したりすることは,それが著作権その他の知的財産権の侵害には該当しない場合であったとしても,やはり不正なことであると考えます。まして,そのようなみせかけ表示を営利目的に使用することは,場合によっては,違法行為である不正競争の一種として考えるべきだと思います。
このホームページでは,私が作成したコンテントへのリンク以外の他のホームページ等へのリンクについては,それが私の作成したコンテントではなく,このホームページの外に存在するものであるということが分かるように表示してあります。また,リンク集の中にあるコメント等についても,必要に応じ,リンク先から事前承認を頂戴したり,事後的な訂正要請を受け付けたりしながら,随時改訂を重ね,現在に至っております。

以上のような考えを前提として,このホームページ(トップ・ページ及びそれ以外のすべてのコンテント)は自由にリンクしていただいて結構です。事前または事後のご連絡なども一切必要ありません。

なお,リンクに関して考える場合の有益なサイトへのリンクを「法律文書の引用・リンクに関するサイト」としてまとめておきましたので,ご利用ください。

 


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Last Modified : Oct/02/2001

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